日によっては喉の調子が悪いときがあります。しかも大事な発表の時に限って調子が悪くなるものです。しかし意外とお客さんにはその「調子の悪さ」は気付かれないものなのです。気にしているのは自分だけで、終わった後、調子悪くてごめん!って言っても「え?
そうだったの?」と言われることが経験上多いです。
だったら初めからそんなこと気にしないで思いきりやった方がいいですね。発表中に調子の悪さを気にしたらその時間がもったいない!
私も在団中はビタミンCのドリンクをがぶ飲みしたり、馬刺しを食べたり、マスクしながら寝たり、かなり神経質になっていました。しかしやりだすとキリがないです。どんどんドツボにはまってしまいます。
どんな日もあります。だから朝起きて調子が悪ければもう諦めるしかないのです。それも全て受け入れつつ、以外とお客さんには気付かれないものだと割りきってしまえば精神的にはかなり楽になれます!
喉の調子が良かろうと悪かろうと自分のできる最高のパフォーマンスをしてください!
天野 陽一

経歴
- 2001年
- 早稲田大学卒業
- 2001年
- 劇団四季入団
- 「ライオンキング」「オペラ座の怪人」「マンマミーア」「夢から醒めた夢」「エビータ」「李香蘭」「ジーザス」等に出演 「オペラ座の怪人」ではラウル子爵、「夢から醒めた夢」では、夢の配達人を演じた。
- 2014年
- 小学校教諭
- 2017年~現在
- アマノミュージカルスタジオ設立
- 2018年
- ミュージカル「シェヘラザード」上演
- 2019年
- ミュージカル「ドラクロワ」上演
- 2020年
- ミュージカル「銀河鉄道の夜」上演
指導方針
ボイストレーニングといっても様々な方向性がありますので、決して私の方法論を押し付けるのではなく、対話を通してその人に合った自然な発声を身に付けてもらえるようトレーニングしていきたいと思います。
教室風景
