喉の開き方2

昨日は喉の開き方として「かじかんだ手を暖めてみよう」を紹介しました。その方法では主に喉の奥の下半分が開きます。今日は喉の奥の上半分を開く方法をお伝えします。
「軟口蓋(なんこうがい)」を知っていますか?
舌を喉の奥の方で上に突き上げると、柔らかい部分があります。そこが軟口蓋です。声を出すときは軟口蓋を上に広げてやってください。
そうすると、喉の奥の上半分も開いてきます。
ではどうすれば軟口蓋を上に広げられるか?
気持ち悪いですが、「オェっ」とえずいてみてください(笑) 舌の付け根が下にさがり、軟口蓋が上に開きます。そして「オェっ」となりながら軟口蓋に息を吹き付けるイメージで声をそぉーっと出してみましょう。
「喉の開き1」で説明した「暖かい息」と今日の「オェっ」の合わせ技で、喉の奥を上も下も両方開いてみてくださいね!

2021年06月29日